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テープに合わないカッターを用いると次のような問題を生じる可能性があります。
- オーバーヒート
定格より厚みのあるテープをカットする場合、当然モーターに負荷がかかりオーバーヒートが生じます。
また粘着テープ用カッターで非粘着テープをカットするとセンサー上で停止せず連続的にテープを繰り出します。その結果オーバーヒートする可能性が生じます。 - カット寸法精度の低下
実際のカット長は設定カット長と微妙に異なります（2~3mmの誤差を生じる場合があります）。この誤差はテープ種別、環境に依存します。高精度を必要とする場合はテープ種別、環境に応じた調整が必要です。
テープカッターは下記の表に示した諸事項を考慮して選ぶ必要があります。
| カットするテープ | |
|---|---|
| 材質 | 材料（クラフト、ポリイミド、マジック等。）表１参照 |
| サイズ | 幅、厚さ、リール外径、内径 |
| 粘性 | 粘着か非粘着 |
| 構造 | リケイ紙つき、両面粘着性等 |
| カットの仕方 | |
| カット長 | 定寸かフリーサイズか |
| 動作 | 自動か手動か |
| 繰り出し等 | |
| 同時繰り出しテープ巻数 | 1、2または3巻等 |
| 動作 | 自動か手動か |
| カットしたテープの処置 | 切り落とし、ターンテーブルに貼付 |
